TOEICのメリット・デメリット
TOEICは英語の能力を測るテストです。自分の英語力がどの程度かを簡単に知ることが出来ます。

テストは年10回も実施されるので、スコアを上げるチャンスが何度もあります。また合否判定もありませんから、勉強した分だけスコアが上がっていくのを実感できます。モチベーションの維持にも繋がるでしょう。

TOEIC対策の問題集や参考書などの教材、また通信教育や各種学校が多数あり、日本国内では学習しやすい環境という点もメリットです。

金融機関、特に銀行員の場合は輸出入業者との間で「L/C(信用状)」の発行や開設を取引することがあります。そういった業務でも英語力は活かせます。海外支店などがある金融機関の場合は配属や昇進にも関係してきます。仕事の選択肢が広がることもメリットです。

転職活動においては、前述のようにTOEICスコアはスキルの証明です。また業種や職種、業界を限定せずに応募もしやすくなります。

デメリットとしてはTOEICはあくまでも試験としての英語力の評価です。実際にビジネス英会話や英文の文書が読めるかどうかは別問題ということです。

そのため企業によっては「TOEIC L&R(英語の読解力)」よりも「TOEIC S&W(英会話力)」を重視するところもあります。

■メリット
・自分の英語力を客観的に判定できる
・年10回テストを受けることが可能で、学習した分だけ成長していくのが実感できる
・参考書や通信教育、各種学校が多数あり、学習しやすい環境にある
■デメリット
・試験としての英語力であり、英語力を実務に活かせるかは人に依る