その志望動機は大丈夫?銀行員が言ってはいけない転職NGワード

先日、銀行からウチの会社に転職したい人の面接をしました。

採用する権限は私にはありませんが、一緒に話を聞いて欲しいと人事部に頼まれて初めてWEB面接をしました。新型コロナの影響です。思っていた以上に、こっちも緊張しました。

面接したのは頭が良さそうな20代の男性です。銀行での仕事は主に営業(外交)だったようです。募集のポジションは不動産関連です。宅建士の資格をお持ちでした。

面接結果はまだ聞いてませんが、私としては「う〜ん・・・なんかなぁ」って感じでした。

なぜ、そう思ったかというと志望動機がピンと来なかったんですよね。そこで今回は、その志望動機は大丈夫か?をテーマに記事を書きます。

銀行員のNGワードは3つ

志望動機で言ってはいけないワードがあります。

言いそうなものを3つ挙げました。実際に先日面接した銀行員は、この3つを全て言ってました。もし面接で使うのなら、少し考えた方がいいかもしれません。

1.勉強したい
2.個性を活かしたい
3.銀行の悪口

銀行員が勉強したいって、会社は学校じゃないよ

「勉強したい」って悪いことではないです。前向きな人材ってイメージもありますよね。でも、よく考えてほしいんです。

なぜ中途採用を募集しているのか?これを理解して転職活動しましょう。

答えは、中途採用するのは即戦力が欲しいからです。

「すでに勉強してきた」あるいは「勉強中」ならOKかもしれません。でも、転職してから「勉強したい」って、会社は学校ではありません。

「勉強ではなく、新しい会社のノウハウを教えて欲しい」みたいなスタンスは可愛げがあるようですが、これ中途採用者にはあまり求められません。

新入社員で社会人としての基礎が出来ていないなら、まだ分かります。けど、数年働いてきた人がこれを言うと「え?」って思われます。

特に銀行は教育体制がしっかりしていると世間からは思われてます。銀行で学んでないの?って思われると損です。

だから銀行員が「勉強したい」なんて言ったらダメです。正解は「勉強してきたことを活かしたい」です。

世間から銀行員は勉強してきた人と思われてます。「勉強したい」ではなく、「勉強してきたことを活かしたい」が正解。

銀行員が個性を活かしたいって、あなたの個性を知らないです

個性って言葉、かっこいいんでしょうか?私にはよく分かりません。よく使いますよね、特に若い人。

先日面接した銀行員も多用してました。「自分の個性を活かした仕事がしたい」って。面接の時、私は話を聞くだけの役目だったんですが、思わず質問してしまいました。

「あなたの個性ってなんですか?」と。回答を聞くと非常に残念でした。「人と違うアプローチをすることです」って答えました。

「それは【個性】の説明で、あなたの個性の話じゃないでしょ!」と言いかけましたが、基本的に私が話をしてはいけなかったので止めました。

結論を言うと、採用側は個性なんてどうでもいいです。欲しいのはあなたの個性ではなくて、経験やスキルが欲しいんです。

回答としては「私の個性は、自分の●●の経験や●●で培ったスキルです」という説明が正解でしょう。

ようするに【個性】という、曖昧な表現では相手に伝わりません

応募者も【個性】の説明って難しいはずです。それよりも経験やスキル、資格とかを活かしたいと言えば「どんな経験?」「どんなスキルや資格」って質問もされやすくなります。その手の質問は答えやすいです。

でも個性ってなんですか?と質問されると「え?個性って何だろ」と考えて変なこと言ってしまいます。個性=「変わった人」みたいに思っている人は結構多いです。

【個性】という言葉を銀行員が使いたがるのが、私はなんとなく分かります。

銀行を飛び出したい人は、「個性が強い」って周りに言われてきた人が多いです。

私もそうでしたから。周りから「お前は個性が、個性が」と言われてました。でも、個性を転職のときの自分のウリにしたらダメです。

採用側はあなたの銀行での個性的な仕事ぶりのことを知りません。それを説明するとなると、面接時間じゃ全然足りません。
もっと簡潔に説明できる表現に変えましょう。

銀行の中では「個性が強い」って言われてきたかもしれません。でも、そのことを採用側は知りません。知りたいのはあなたの銀行での経験と、培ってきたスキルです。個性を活かしたい、ではなく経験やスキルを活かしたいが正解。

銀行の悪口って、ウチの会社はその銀行と取引ありますよ…

一番のNGワードは「銀行の悪口」です。ようするに銀行の不平不満です。

私も銀行員だったから分かります。銀行は本当に不平不満が溜まっていくとこです。だから、それを吐き出したい気持ちはすごく分かります。

でも冷静に考えてみてください。面接で銀行の不平不満を言っても何も解決しません

で、想像してほしいんです。銀行というものが、世間ではどういう存在か。銀行は業界や業種を問わず取引があります。
全ての産業と取引が出来ます。だから応募した会社と銀行はどこかで繋がっています。あなたの一言が銀行の信用を傷つけることもあります。

正直な話、銀行の悪口は聞いていたら面白いです。でも、面白いからといって、あなたが採用される可能性が高くなるわけじゃありません。むしろ損しています。あなただけじゃなくて、銀行も損します。

そういう人は、転職しても会社に損失を与えてしまいそうで採用する気になりませんよ。

銀行の悪口は一番のNGワード。場を和ますために面白おかしく話したい気持ちも分かる。でも面接の場は、面白い話をする場ではない。あなたも損するし、銀行も損する。不平不満は、経験が積めたなどの話に変えればOK。
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志望動機のときに言ってはいけないワードがある
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